個人で始めた小さなカフェ-開業の喜び-

個人で始めた小さなカフェ-開業の喜び- 未分類

私はワンオペで10坪の小さなカフェを経営しています。

若い頃から独立を考え、10年以上のカフェ勤務を経て独立しました。

今回は念願のカフェを初めてみて感じたカフェ経営の喜びをお伝えしようと思います。

Kokiman
Kokiman

今回の記事はこんな人におススメ!!

・いつかカフェ経営を考えている
・実際カフェ経営をするとどんな感じなの?
・しんどい、難しいだけじゃない所を知りたい

カフェ開業を決めたワケ

私はもともと、美容学校を卒業し美容師として独立することを目標にしていた社会人でした。

美容業界の厳しさに心が折れてしまい、4年のアシスタント経験を経て、飲食業界に転職しました。

転職後のカフェでの居心地が良く、懸命に続けているうちに役職も上がり、新店舗のオープンやマネジメントも経験させてもらい、飲食店の楽しさにどっぷりハマってしまい

ついには若い頃からの目標であった独立を美容室から飲食店に変え、達成しました。

自分の好きな空間を創りたい

幼い頃に自分の部屋が無かったことが引き金なのか、部屋のインテリアや空間作りに憧れがあり

一人暮らしのインテリア雑誌などを購入しては読み込んで、一人暮らしの部屋をDIYしたりするのが好きでした。

個人で始める小さいカフェでは、自分の好きなように空間作りをすることが出来ます。

小さな部屋とは違い、10坪ほどでも自由度は高くいろんな世界感を演出することが出来ます。

私も初期投資を抑えたかったので、出来るところはDIYで作りこみ、内装の壁の塗装や棚付けなど

木材を仕入れにいったりしながら完成させました。

今はこだわって作った好きな空間で好きな音楽をかけ、毎日仕事が出来る。

会社勤めでは味わえない喜びだと思っています。

人と触れ合いたい

大きな店舗では、お客様とのコミュニケーションは希薄になりがちです。

しかし、個人店のような小さな店舗では、お客様との距離も近く、常連の客様が出来たりなど人との触れ合いは濃密なものとなるので

何気ない世間話をしたり、濃い人生経験を聞いたりと、繫がりが出来ていく楽しさがあります

自分の人生を自分で切り開いていきたい

安定した会社員生活から一転、全く新しい世界に挑戦することで、自分自身を成長させたいという気持ちもありました。

自営でやっていくという事は、全てを自分で背負い、失敗も成功も全て自分に返ってくる

そんな環境に身を置いて人生を自分の手で切り開いていきたいとの気持ちが強かったため独立を決意しました。

カフェ開業のメリット

好きな時間に働ける

もちろん経営が成り立つことが最低条件ですが、経営さえ成り立つのであれば、いつ休んでも営業時間を短くしても、誰にも責められることはありません。

営業準備さえ間に合えば、朝の遅刻という概念も存在しないため、精神的にはとても健全です

私も体調が悪い時などは出勤を少し遅らせたり、営業時間を短く切り上げたりして調整しています。

飲食店で勤務していた時期は、代わりを見つけないと休みにくかったりと精神的にもしんどい時がありましたが、その点は気が楽になりました。

自分だけの世界観を表現できる

店舗作りを経験してみて、店舗作りは自己表現だなと思いました。

インテイリア、音楽、メニュー、食器など自分の好きなもので空間をプロデュースする。個人でやっているお店にはいろんな特徴があり、オーナーの個性が表れていると思います

モノづくりが好きな人にはたまらないのではないでしょうか。

地域の人々とつながれる

店舗を構えると近所の方との付き合いや、行事などでの接点が生まれます。

地域の方に愛されるお店でないと経営は長続きしません。積極的に地域のイベントに参加して地域に愛されるお店になりましょう。

繫がりが増えてくことを楽しんでください。

キャリアアップにつながる可能性も

店舗の運営には様々なスキルが必要です。

私はワンオペで、ほぼ外注もせず自分でやっています。

内容としてはザっと

  • DIYで内装
  • 経理
  • SNS運用
  • 集客などのマーケティング
  • 調理
  • 接客
  • メニュー表やフライヤーなどのデザイン
  • 撮影

と多岐に渡ります。youtubeや書籍で勉強しながらやっていますが、いろんなことが身に付くのでキャリアアップや、店舗運営をこなしていく事は、より大きい仕事に繋がっていく可能性を秘めた仕事だと思います。

カフェ開業の喜び

初めてのお客様との出会い

私は飲食店で10年以上勤めました。

年間10万人近く来店のある、わりと大きい店舗に勤めていたので、多くの方に料理を食べてもらって、接客もたくさんこなしました。

しかし、いざ自分で店をオープンした時は、初めて料理を提供した時にめちゃくちゃ緊張したのを今でも忘れません。

初めてお金を頂いた感動は初任給とはまた違った重みを感じるものでした。

ぜひこの感動を皆さんにも感じて欲しいです。

メニュー開発の楽しさ

飲食店に勤めた経験のある人は当たり前になっているかもしれませんが、美味しいと言ってもらえるメニューを考えるのは、とてもやりがいを感じます。

原価計算をして販売価格とのバランスを取る工夫をしたり、写真に撮ってもらえる盛り付けを考えたり、それでいて美味しいと言ってもらえるメニューを作る。

家庭での料理とは違い、お金を頂くメニューをつくる難しさも含め、クリエイティビティが試される楽しい瞬間です。

店内を彩るインテリア選び

メニュー開発と同じく、お客様にとって居心地のいい空間作りもカフェ開業時の醍醐味かと思います。

いろんな資料やインテリアを見て想像を膨らませ、ここに置いたらどうなるか、ここが寂しいなとか、いろいろ試してみてビシッと決まった時は達成感が気持ちいいです。

細かく箇所をお客様に気づいてもらえた時なんかはガッツポーズしたくなるほど嬉しいものです。

まとめ:カフェ開業は人生を変える冒険

カフェ経営は難しいと言われる業種です。

私も開業して3年が経ちますが、難しさを痛感しています。ですが、同時に楽しさも凄く感じています。

悩み苦しみ、行動した結果、それをお客様が喜び感謝してもらえた時は涙が出るほど満たされた気持ちになります。

カフェと経営という仕事は幅広い世代のお客様を喜ばせる事ができる魅力的な仕事であり、自分で人生を切り開いていく感覚がもてる仕事だと思っています。

カフェ経営を通じて自分の人生をつくっていきましょう。

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