-カフェ開業の流れ- 初心者必見!スタートガイド

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こんにちはkokimanです。

今回はカフェを始めたいと思いつつ、どこから手をつけていいのか分からない方へお届けします。

カフェ経営を夢見る初心者に向けて、開業の基本的な流れから始まり、必要な許認可、そして資金計画の立て方まで、知っておくべき知識を自身の開業経験をもとにお伝えします。

理想の店舗物件の選び方や、立地の重要性、契約条件の見方についても詳しく解説します。

夢を現実に近づけるために必要な情報をしっかりと押さえ、成功するカフェ経営を目指しましょう。

次のセクションでは詳細なステップと具体的なアドバイスをお伝えします。

カフェ開業の流れ

1.コンセプトの明確化

  • どんなカフェにしたいか: ターゲット層、雰囲気、メニュー、特徴などを具体的に決めます。
  • 強み: 他のカフェとの差別化を図るために、あなたのカフェの強みを明確にします。
  • 立地: 目標とする客層に合った場所を選びます。

※特に立地に関してはかなり大きな影響を受けます。


開業後は簡単に移転なども出来ない為、立地の選定はかなり慎重に進める事をおススメします。

2.事業計画の作成

  • 資金計画: 開業資金、運転資金、収支予測などを詳細に計算します。
  • メニュー計画: 提供するメニュー、仕入れ、原価計算などを検討します。
  • 人員計画: 必要となる人員、雇用形態などを考えます。

開業資金: 店舗の物件取得費、内装工事費、厨房設備費、初期仕入れ費、開業手続き費用など、お店を開くために一度だけかかる費用です。

運転資金: 家賃、人件費、食材費、光熱費、宣伝費など、お店を運営していく上で毎月かかる費用です。

これらの費用をもとに事業計画書を作成し、融資の際にはその事業計画書で融資の可否の判断が行われます。

この事業計画の段階が非常に重要になります。

何度も見返し、組み立て直し、しっかりと成り立つ事業計画を練り上げましょう。

私は信用金庫に融資の相談に行きましたが、開業からの3年間分、毎月毎の収支予測を立て提出しました。

実際に営業を始めると理想通りにいくことはなかなかありません、希望的観測ではなく、シビアな数字を立てておくことをおススメします。

私はバイトも雇わずにワンオペでスタートすることを選びましたが、営業が始まると
この人件費と家賃、そして借り入れの返済なども始まることになります。

資金繰りを苦しめないようにも開業資金は出来る限り少なく始められる計画を立てるべきだと思います。

Kokiman
Kokiman

※ここだけの話、私は半年でキャッシュが尽きかけました。。。

3.店舗の選定と内装

  • 物件探し: 立地条件、広さ、家賃などを考慮して物件を探します。
  • 内装設計: コンセプトに合った内装デザインを考え、業者に依頼します。
  • 設備投資: 厨房機器、家具、備品などを購入します。

事業計画の作成と並行して物件探しを始めましょう。

コンセプトが実現出来る場所、事業計画にハマる金額など条件に合った場所を探すのは本当に苦労します。

妥協点を探しながら、事業計画を練り直し、ここなら続けられそうだと思える場所に出会えるまで探し続けましょう。

開業後、店舗を今後どうしていきたいのか?も考えた上での物件選びをおススメします。

一店舗でずっとやっていくのか、スタッフを育て店舗展開していくのかによっても最初の物件選びでつまづいてしまうと目標にたどり着くまでが大変になってしまいます。

私は店舗展開を目標にしていたにも関わらず、一人で回せるサイズの物件を選んでしまったので

スタッフを雇い入れるほどの売り上げ規模にしていくのは難しく、スケールアップに苦労しています。

そういった失敗のないように注意してください。

内装は好きな店舗を参考にしたり、Pinterestというアプリではオシャレな店舗写真がたくさん出てきますのでイメージを固める際にはおススメです。

設備に関しても出来るだけコストを抑えるため、中古のものを選んだりオーバースペックな機器を選ばないよう気を付けましょう。

中古の厨房機器はテンポスなどでもそろえる事が可能です。

開業支援なども取り組まれているようなので気軽に相談してみても良いですね。

4.許認可手続き

  • 食品衛生責任者: 食品衛生責任者の資格を取得します。
  • 飲食店営業許可: 保健所に申請し、許可を得ます。
  • その他: 必要に応じて、防火管理者、深夜酒類提供飲食店営業開始届出などを行います。

開業に関しては食品衛生責任者という資格が必須となります。

栄養士などの特定の資格を取得するか、各都道府県で実施される養成講習会への参加が必要です

講習は一日で終わるので、比較的容易に取得可能です。

食品衛生責任者の資格取得後、内装工事も終えた段階で管轄の保健所に営業許可申請の申し込みをし

後日、立ち入り検査を受け問題が無ければ営業許可を発行してもらう事が出来ます。

飲食店営業許可の範囲では食品のテイクアウトは可能ですが、お菓子の製造販売やパンの製造販売は不可となるので、開業のタイミングで一緒に申請して営業許可を取っておくことがおススメです。

5.仕入れと人材確保

  • 食材仕入れ: メニューに合わせた食材を仕入先を探し、契約します。
  • スタッフ募集: 求人広告を出したり、紹介してもらったりしてスタッフを募集します。

食材仕入れは飲食店の肝となる部分です。

飲食店での仕入れ経験があれば他店との差別化の為、知人を頼ったり、直接取引をするなど独自の仕入れルートを開拓することも可能ですが、経験のない方では難しいかもしれません。

飲食店.comなど食材卸業者とのマッチングを実施してるサービスもあるので、そちらを利用してみても良いかと思います。

いざ始めてみると新たに生産者の方や卸業者との繫がりも出来てきたりするので、少しずつ自店独自の強みを育てていきましょう。

ここ最近の飲食業界は人材不足が激しいようなので、良い人材の確保はどこも苦労していると思います。

少人数で可能なオペレーションを構築し、少人数で可能な範囲で始めて、手が足りない緊急時はタイミーなどのサービスを利用して出来る限り人件費は無駄がないように抑えましょう。

6.開業準備

  • メニュー開発: 試作を重ね、最終的なメニューを決定します。
  • オープン準備: 店内清掃、備品設置、メニュー表作成などを行います。
  • 宣伝活動: オープン前に、SNSやチラシなどで宣伝を行います。

ここ最近はインスタ映えなど、SNSで映える盛り付けは必須となっています。

見た目だけよくて味が美味しくないというのは問題外ですが、コンセプトに沿った、味も見た目も美味しいメニュー作りを意識しましょう。

盛り付けを考える際には、ケータイのカメラで撮影をして確認してみると、バランスの悪さや、色味の不足など、肉眼では気づきにくい箇所が見つけやすいのでおススメです。

メニュー表やフライヤーなどの作成はプロにお願いすると間違いないですが、必然的にコストも上がってしまします。

ココナラなどのサービスはセミプロのような方もいるので、コストを抑えながら質の良いものを作りたい場合にはおススメです。

私はCANVAを使い自身で作成しましたが、テンプレートも豊富にあるので、時間に余裕がある方は試してみても◎

最近のSNSではストーリー性が重要視されるようになってきていると感じます。

Ooen前から試作の様子や、店舗が出来上がっていく風景を発信することでフォロワーを増やし、開店後の勢いを加速させましょう。

7.オープン

  • 知人や親族などを呼んでプレオープンをして、問題がないかチェックしましょう。

いざオープンして実際の動きをしてみると、足りないものが出てきたり、オペレーションに無理がある、動線がおかしいなど実際にお客さんを迎えてみないと気づかない点も存在します。

友人や親族などを招待してプレオープンの期間を設けて最終確認をしてからオープン日を迎えるほうが安心です。

8.運営

  • 売上管理: 売上データを分析し、改善点を見つけます。
  • メニュー開発: 新しいメニューを開発し、顧客満足度向上を目指します。
  • 顧客管理: 顧客との関係を築き、リピーターを増やします。

売り上げのデータを収集し、売れている商品と売れていない商品の違いを把握したり

人気商品を横展開したりなど、数字とお客さんの反応と両方を見て改善点をみつけ、より良いサービスを提供しましょう。

サービス業では何もしていなくても自然と2割の顧客去っていくと言われています。

新規のお客さんを獲得しつつ、ポイントカードや公式LINEの活用など

お客さんとの接点を増やし、リピーターを育てていきましょう。

カフェ開業で成功するためのポイントまとめ

  • コンセプトの明確化:コンセプトを具体化し、立地は慎重に選びましょう。
  • 資金計画の徹底: 資金が不足すると、事業継続が難しくなります。シビアな計画を立て何度も練り直しましょう。
  • 内装外装店舗造り: コンセプトに合ったデザインを選び、メニューに合った厨房機器を選びましょう。
  • スケジュール: オープン日を決め、仕入れの選定、スタッフ募集、メニュー開発など余裕をもって進めましょう。
  • 広告宣伝: オープン前からしっかりと告知し、勢いよくスタートしましょう。
  • 運営:開店後はひたすら改善の連続です。お客さんの声を拾いながらアップデートし続けましょう。

オープン前は分からない事もたくさんあり何かと大変ですが、肝心なのはオープンしてからです。

今回の記事を参考に、素敵なお店作りにチャレンジしてみてください。

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